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日本をはじめ、韓国、中国、台湾、フイリピンなどに分布するきのこの一種です。日本では春と秋に、椎、くり、くぬ
ぎなどの幹に自生しますが、最近はほとんど人工栽培によるものです。生と干したものがありますが、どちらも利用範囲が広く、栄養価も高い、すぐれた食品です。 |
1. 骨を丈夫にし、脳卒中、心臓病を防ぐ
2. 免疫力を高め、がんを防止する
3. 干すとパワーアップ |
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しいたけにはきのこ特有のエルゴステリンという成分が多く含まれているのが特徴です。紫外線にあたるとビタミンDに変化し、カルシウムの吸収を助ける作用があり、骨粗鬆症を予防します。
また、しいたけに多く含まれているエリタデニンには、血圧や血中のコレステロールを下げ、高血圧や動脈硬化の予防や改善に有効です。レンチナンには、抗ガン作用のある成分も含んでいます。 |
【食物繊維】 |
血液中のコレステロール値を減少させて、動脈硬化症や胆石症を予防する働きもあります。また、発ガン性物質などの、腸内の有害物質を体外へ排出させるはたらきもあります。特に干ししいたけには、100gあたり41gもあります。 |
【ビタミンB2】 |
ビタミンB2は、細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくります。 |
【ビタミンD】 |
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を促し、骨や歯に沈着させるはたらきをします。カルシウムの吸収率を20倍にも高め、骨にカルシウムを定着させます。 |
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●干ししいたけのスープ
【材料:干ししいたけ…50g・しょうが…15g・にんにく…10g・長ねぎ…60g・スペアリブ…500g・大根…250g・玉
ねぎ…100g・招興酒…大さじ2】
1.干ししいたけを戻しておく。
2.スライスしたしょうが、潰したにんにく、適当な大きさに切った長ねぎ、スペアリブを水(1リットル)で40分煮込む。
3.適当な大きさに切った大根、玉ねぎ、戻した干ししいたけ(戻し汁も)、招興酒を入れ更に20分煮る。
4.塩で味を整えて完成。 |
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