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炒め物などを中心に幅広く使われる緑黄色野菜。古くは9世紀頃に日本に伝来し、「古事記」などの書物にも登場。長きに渡って庶民に親しまれている食材です。
緑色の大場ニラがもっともポピュラーですが、日光に当てずに育てられた黄ニラや、つぼみが花を咲かせないうちに茎と一緒に食べる花ニラなどがあります。 |
1.疲労回復に効く
2.ガン予防に効果
3.冷え性に効果
4.便秘を解消
5.血行を促進 |
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野菜ならではの食物繊維をはじめ、各種ビタミン、カリウムなどのミネラルなど、多くの栄養素を含んでいるニラ。血行を良くする臭いの成分・硫化アリルやガン予防に役立つセレンなど、ニラならではの栄養素も充実。元気なからだをつくるために、ぜひ活用したい食材です。 |
【カロテン】 |
皮膚や粘膜を強くし、免疫細胞の働きを活発に。このためウィルスや細菌からからだを守り、健康を維持します。 |
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【カリウム】 |
細胞内外の物質交換、水分調整が主な働き。不足すると高血圧や不整脈、手足のしびれなどを引き起こします。 |
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【カルシウム】 |
骨や歯をつくるだけでなく、たんぱく質の代謝やホルモンの分泌、血液の凝固など非常に重要な役割を持っています。 |
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【ビタミンC】 |
皮膚や筋肉、骨の細胞を結合するコラーゲンを生成する成分。シミやソバカスを防止するなど美肌づくりに役立ちます。 |
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ニラの独特の臭いの素は硫化アリル。この成分が消化液の分泌を促し、内臓の動きを活発にしてくれます。また血液を浄化する働きにより血行を促進され、からだを温め、冷え性や肩こりなどの解消に役立ちます。 |
ニラにはセレンという栄養素もいっぱい。これには体内の過酸化脂質を取り除き、活性酸素の発生を抑える働きがあるので、ガン予防にも効果
が期待されています。 |
ニラと言えばレバニラ炒めが真っ先に思い浮かびますが、からだにとってこのコンビネーションは実に絶妙!ニラのビタミンCがレバーの鉄分を吸収しやすくするので、貧血の予防にぴったり。鉄分が不足しがちな女性にオススメのメニューです。またニラを細かく刻んで雑炊に入れると、下痢の症状を軽くする働きもあります。 |
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