【タンパク質】 |
タンパク質には多くのアミノ酸が含まれています。その中でも、体内で合成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼んでいます。そのため、必須アミノ酸は、食品から摂取しなければなりません。牛肉のタンパク質には9種類のアミノ酸がバランスよく含まれています。また、牛肉のタンパク質は、植物性タンパク質と比べても優れており、他の動物性タンパク質と比べても体に摂り入れやすくなっています。タンパク質は加熱調理におけるおいしさに関わっていることと同時に、筋肉や臓器など人間の体を形成する構成成分として重要であり、体内の代謝を推進する触媒やホルモンの材料にもなります。 |
【炭水化物】 |
主としてグリコーゲンで、これを動物でんぷんともいっている一種のエネルギー貯蔵物質です。このグリコーゲンは量
もわずか1%であり、栄養成分的にも重要ではありませんが、肉の食味を左右する役割を持っています。 |
【ビタミン】 |
牛肉に含まれるビタミンにはB1・B2と、量
は少ないがAがあります。ビタミンには、炭水化物の体内燃焼を円滑にする働きがあるので、米を主食とする日本人には大切な栄養素となります。 |