黄身 |
コリンを多く含み、大豆の約3倍にもなります。コリンは、記憶、学習に深く関わる神経伝達物質で、コリンを多く摂った人々の学習能力が
25%もアップしたという実験結果もあり、学習能力向上・アルツハイマー病の防止・ボケ防止に期待できます。
また、卵の黄身に含まれるコリンは、 血管を拡張させて血圧を低下させるため高血圧の予防になり、細胞膜を構成するレシチンという脂質の成分になります。レシチンは血管壁にコレステロールが沈着することを抑制したり、肝臓に脂肪が蓄積しないように作用し、動脈硬化や肝硬変を防ぐ働きがあります。 |
白身 |
リゾチームを多く含み、細菌の繁殖を抑える効果
があり、風邪薬のリゾチームは卵の白味から作っているのです。 |
カラザ
(卵の白いひも) |
カラザは卵白の一種で卵黄を固定する役割があります。もちろん食べても大丈夫です。
カラザにはシアル酸が多く含まれ、シアル酸は、人体では細胞の表面にあって、細胞を保護する成分で、細胞の接着剤の役割をしたり、細胞破壊やウイルスから細胞を守ったり、人体の免疫力の向上に役立ち、ガンの転移から守ったりする作用があります。
卵は、ビタミンA・B1・B2・D・E、鉄、リン、カルシウムなどのビタミン・ミネラル類を豊富に含む栄養食材であり、毎朝1個、卵を食べることをおすすめします。 |