食べ物豆知識TOP 食べ物の神秘TOP  アボカド  世界一栄養価の高いくだものとして「ギネスブック」にも登録されているアボカド。原産地の中南米では、「生命の源」として珍重されています。果 肉の脂肪分が全体の20％近くを占め、通称「森のバター」と呼ばれているほど。脂肪分が多いと、健康に悪影響を及ぼしそうな気もしますが、アボカドの脂肪の80％は動脈硬化を防ぐ効果 のある不飽和脂肪酸なんです。 ※不飽和脂肪酸とは… 食事から摂取できる脂肪を大まかに分けると「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つに分類されます。飽和脂肪酸は肉の脂身など、生活習慣病を引き起こす原因になるといわれている成分。一方、不飽和脂肪酸は、食物油や魚の肉に含まれる脂肪のことです。生活習慣病の予防に効果 があると言われており注目を集めています。 ■アボカドはこんなにからだにいい！ 若々しい体を保つ アボカドにはビタミンB群やビタミンEなどさまざまなビタミンがたくさん含まれています。なかでもビタミンBやビタミンEは細胞の酸化によって起こるシミやシワが増えるの防ぎ、いつまでも若々しい肌を保ちます。 動脈硬化、高血圧に効果 的 アボカドに含まれる不飽和脂肪酸のオレイン酸がコレステロールを下げる働きをし、動脈硬化や高血圧の予防に役立ちます。 血圧を下げる くだものの中でもトップクラスのカリウムの含有量 を誇るアボカド。カリウムには体内のナトリウムを排出する働きがあり、血圧を下げる効果 があります。 便秘解消に有効 アボカドに含まれる豊富な食物繊維が腸を刺激して、便通 をよくします。 ■こんな使い方もあります アボカドの皮を使って、足の裏や肘など皮膚のかたくなった箇所をこすってあげると、見違えるようにスベスベに。また、果 実の部分をすり潰して少量のオリーブオイルで溶いたものは、顔のパックや育毛剤として利用することもできます。 ■選び方のコツ 軽くにぎって弾力があるものを選ぶようにしてください。かたいものはまだ完全に熟しておらず、食べても苦いときがあります。 ■アボカドの調理方法 甘みや酸味など味に特徴のないアボカドは、野菜感覚で使うことができます。動物性食品が中心の料理のときは、デザートにするとコレステロール対策になります。 ※アボカドをスライスしたものに、醤油とわさびをつけて食べるとトロのような味になります。 食べ物の神秘TOP

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