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にんじんは1年中どこでも手に入り、わたしたちの身近な緑黄色野菜です。本来、にんじんの旬は冬。旬のにんじんはβ−カロチン量
も総カロチン量も多くて酸味が少なく、香味成分が多いため、味もよいのです。煮ものや炒めもの、サラダなど使い道が幅広いにんじん。料理の彩
りに使ったり、栄養バランスのためにもたくさん食べるようにしましょう。 |
1. βカロチン含有量がすごい!
2. がん抑制効果
3. 老化防止
4. 生活習慣病にいい
5.夜盲症に効果あり
6.コレステロールが下がる(動脈硬化予防) |
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にんじんの赤い色は、βカロチンという色素です。にんじんにはβカロチンが豊富に含まれていて、特に皮にたっぷり含まれています。葉にもビタミンCやミネラル、カロチンが豊富なので、血液をきれいにし皮膚のつやをよくする効果
があります。
また、にんじんは生のままより油といっしょに摂ると、吸収率が10%くらいから60〜70%にアップします。調理法を工夫してみたりして上手に食べましょう。 |
【βカロチン】 |
「βカロチンを含む食品を積極的に摂取すると、肺がんになる確率が半減する」という研究結果
が出て以来、にんじんのβカロチンは注目されてきました。βカロチンは必要な分だけ小腸でビタミンAに変わり、過剰に摂取した場合は尿として排出されるという性質があるので、摂りすぎるということはないのです。また、抗ガン作用もあり、活性酸素を除去する力が強いので、老化防止や生活習慣病予防にも力を発揮します。 |
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肉が盛り上り重量感のある形で、濃いオレンジ色で表面に張りがあってなめらかなもの。 |
夏は冷蔵庫の中でも温度の低い場所で保存し、冬は野菜ボックスに保存するのがベター。
濡れたままにしておいたり、水気をふくんでいると傷みが早いので、キレイに拭き取って、新聞紙などにくるみポリ袋に入れ、野菜室に立てていれるとよい。 |
体の弱っている人、体の冷えやすい人に効果があります。また、胃腸が弱く、青白い顔で元気のない人には、にんじんを熱を通
して食べるとよいとされています。 また、貧血、めまい、立ちくらみ、手足の冷え、眠りが浅い、あくびが多く疲れやすい人は、にんじんを多く摂取してはいかがでしょうか。 |
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