ぶどう(LET'S-GYOUHAN)

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ぶどう

ぶどうはカスピ海・コーカサス地方で5000年以上前から栽培がはじまったといわれる世界最古の果物。日本では平安末期頃に山ぶどうの栽培が行われていたそうです。現在、世界中でもっとも多く栽培されている果物ですが、その内の8割はワインとしてつくられています。

■ぶどうはこんなにからだにいい！

疲労回復に効果アリ	ぶどうは糖質が多く、そのほとんどが果糖とブドウ糖。100gあたりの果糖とブドウ糖の含有量は、果物の中でいちばんです。ブドウ糖自体が非常に即効性のあるエネルギー源なので、疲労回復に抜群の効果をもたらします。 ※「ブドウ糖」は最初に「ぶどう」から発見されたことに由来しています。
脳卒中や心臓病の予防	ぶどうの皮や種子に含まれるポリフェノールが、活性酸素を中和したり血栓ができるのを防ぎます。この働きが脳卒中や心臓病の予防に役立ちます。
むくみを解消	ぶどうは血行の流れをよくし、尿の出も促します。腎機能、肝機能を高めるので、むくみ解消に効果的です。

■干しぶどうはさらに強力

10～15日間天日で乾燥させた干しぶどうは、ぶどうよりも糖質やミネラルが高濃度に凝縮されています。鉄分の含有量はぶどうに比べ約20倍もあるので、貧血気味の方にはもってこい。また、皮ごと乾燥してあるので食物繊維を楽に摂ることができ、便秘解消にとても有効です。

■赤ワインを毎日1杯飲もう

ポリフェノールを大量に含む赤ワインは、動脈硬化や脳血栓、心疾患にとっても効果的。お酒の苦手な方や子どもは、ポリフェノール入りのブドウジュースを飲むとよいでしょう。適量の赤ワインを毎日飲む方はアルツハイマー病の発症率が低いと報告されており、注目をあつめています。ただし、飲み過ぎると肝臓に負担をかけますのでほどほどに。