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食中毒
春が過ぎて暑い季節が近づいてくると、保存していた食材や料理の足が早くなるもの。傷んだ食物をうっかり食べて腹痛や下痢を引き起こす、食中毒のシーズンがいよいよやって来ました。 感染した菌により症状が違い、最悪の場合は死にも至るという怖い病気ですが、日ごろからの注意でかんたんに予防できるのも食中毒の大きな特徴です。 今回は食中毒の性質と予防法をご紹介します。正しい知識を持って、怖い食中毒を寄せつけない生活を送りましょう。
■食中毒は私たちのすぐそばに!
口に入れた食品が原因で、激しい腹痛や下痢、発熱などを引き起こす食中毒。毎年2〜3万人は患者が発生し、そのうち14.5%は家庭で発生しているという身近な病気です。 食中毒を引き起こす細菌はたくさんありますが、症状によって主に3つのタイプに分けられます。
  • 感染型(サルモネラ菌、カンピロバクター菌など)
    細菌に汚染された食品を口にした際に、生きたまま体内に入った菌が食中毒を引き起こすタイプ。菌は腸管にたどり着くとさらに増殖し、腸管組織に侵入して炎症を起こします。それにより腹痛や下痢、ひどいときは血便が出ることもあります。

  • 生体内毒素型(腸炎ビブリオ菌、病原性大腸菌など)
    菌が腸管の中で作りだした毒素により発症するタイプ。菌によって症状は様々ですが、腹痛や下痢、発熱を伴うものが中心です。

  • 毒素型(ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌など)
    食品内で細菌が増殖し、そこで生まれた毒素が口から入ることで発症するタイプ。身体のしびれや筋肉が動かなくなるなど、神経に害を及ぼす菌も存在します。

■食中毒予防は家庭から
正しい対処法を知っておけば食中毒はかんたんに予防できます。いずれの細菌も最初は口から入ってくるので、いちばんの予防策は食物に気を配ること。とにかく、細菌を付けない増やさない殺すという「食中毒予防3原則 」を頭に入れて、細菌のいない清潔な環境をつくりましょう。

食中毒から身体を守るポイント

○買い物
・商品の回転が早く、衛生管理が徹底された店で、新鮮な商品を選ぶ。
・生鮮食品は買い物の最後に買うこと。
・買い物はスピーディーに。買い終わったら長時間持ち歩かず、すぐに帰宅する。

○保存
・要冷蔵、要冷凍の食材は、すぐ冷蔵庫に入れる。
・ビンや缶に付いた水滴などは必ず拭くこと。
・冷蔵庫には食材を詰め込み過ぎず、長い期間入れっぱなしにしない。
・やたらに冷蔵庫の開閉をしない。

○調理前(二次汚染を防止)
・食材はできる限り流水でよく洗う。加工済のカット野菜でも同じ。
・魚や肉を使うときは、まな板や包丁などをこまめに洗う。
・まな板は包丁の傷に雑菌が溜まりやすいので、熱湯消毒をして天日干しをすること。
・食後は食器をすぐに洗い、三角コーナーも毎日洗うこと。

○調理中
・食材は使う直前まで冷蔵庫に入れておく。
・食品の中心まで熱が届くように、75℃で1分間以上加熱すること。 (これでほとんどの食中毒菌が死滅します)

○食事
・加熱された料理は熱いうちに、冷やして食べる料理は食べる直前に冷蔵庫からして、温もらないうちに食べること。
・作り置きの料理は必ず冷蔵
・冷凍保存して、食べるときは十分に加熱すること。
※お弁当は詰めたあと、冷ましてからふたをすること。温かいうちにふたをすると、菌が増殖しやすくなります。

○食後
・調理器具や食器などはすぐに洗うなど、キッチンは常に清潔な状態にしておく。
・残った料理は必ず冷まし、ラップで包んで冷蔵庫へ。
・古い食材や料理は、いつまでも置いておかずに捨てること。

■食中毒にかかってしまったら
食中毒によって下痢やおう吐を繰り返した身体は、水分の不足により脱水症状を起こしがち。スポーツドリンクなどで水分の補給をすることが大事です。なお市販の下痢止め薬などは、食中毒の症状を悪化させることがあるので使用しないでください。 食中毒は、時には死にもつながる重大な病気です。軽視せずに早い段階で医療機関で診察を受けましょう。また受診の際に、原因と思われる食品やおう吐物、便などをビニール袋に入れて持参すると、診断の手がかりになることがあります。

■O-157も怖くない!
1990年代以降、名前をよく耳にするようになった食中毒の原因菌・O-157。一般の食中毒よりも少ない細菌数で発症し、感染力や毒性は赤痢菌並みの強さを誇ります。普通 は10日程度で回復しますが、感染者の4〜7%が重症化して溶血性尿毒症症候群(溶血性貧血+腎不全)になり、さらにその中の3〜5%が脳症で死亡すると言われています。

でも、この恐ろしい細菌だって弱点はあります。特にこの菌は熱に弱く、75℃以上の熱に1分間以上当たれば死滅します。だから、食材の調理や調理器具の殺菌など「食中毒予防3原則 」を守っていれば怖くありません。

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