日本は湿気が多く植物の種類もたいへん豊富な地域で、キノコの種類も豊富です。きのこは、倒木や切り株などによく発生したことから「木の子」と言われるようになりました。一般
に、発見され命名されているキノコは3000種くらいありますが、実際にはもっと多く存在すると言われています。代表的なキノコには、エノキダケ、シイタケ、マツタケ、ナメコ、マイタケ、シメジ、エリンギ、マッシュルーム、マイタケ、キクラゲなどがあり、普段食卓にのぼるキノコの種類がいかに多いかが分かります。保存食にもなるキノコは、古くから食用として利用されてきました。また、さるのこしかけや冬虫夏草など、抗ガン作用で注目を浴びているキノコは、食用だけではなく薬用としても用いられています。食事によって健康を維持するという意味の「医食同源」という言葉。まさにキノコ類は健康志向に適した食材です。
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