元気豆知識TOP 口の中をさっぱりさせる風味で、前菜やお酒の肴などとして幅広く食べられるようになり、いつの間にか日本でもお漬物の定番となった「キムチ」。旬の野菜の美味しさや栄養分をその中に閉じこめた姿は、季節の食材で健康を維持するという「薬膳」の発想そのものです。しかもキムチは唐辛子やニンニクなどと合わせて発酵させるため、生の状態よりもはるかに栄養価がアップ。健康な身体づくりを支えてくれる理想的な食品です。ところで、最近話題になっているのが、美容食としてのキムチの効能。キムチの本場・韓国には肌のきれいな女性が多く、肥満の人もあまり見かけないことから「美しさの秘密はキムチにあるのでは？」という噂もちらほら‥‥。本当にキムチが美容に効果 があるのか、徹底的に分析してみました。 発酵食品のキムチには、腸の調子を整える善玉 菌の代名詞・乳酸菌がいっぱい。その量はヨーグルトの数十倍から百倍近くにも及びます。だからキムチを食べれば食べるほど、腸は元気になっていくのです。 またキムチの材料のひとつ・唐辛子に含まれるカプサイシンには、胃液の分泌を促進して消化を助けるはたらきがあります。 つまりキムチは、健康の基礎となる胃腸にとてもやさしい食べ物だということ。美しさは、健康な身体づくりから始まるのです！ その辛さのためか、食べただけで身体が熱くなったような気分になるキムチ。実はこれも唐辛子のカプサイシンによるもの。カプサイシンは体内に入ると、脳を刺激して、体脂肪を燃焼させるアドレナリンの分泌を促進。つまりキムチを食べるだけで勝手に体脂肪が減り、ダイエットにつながるという夢のような効果 があるのです！ そのほか、キムチには「薬効の宝庫」という呼び名があるほど栄養素が充実。中でも身体の代謝をサポートするビタミンB類が豊富。寝ている間にも多くのカロリーを消費し、効果 的なダイエットにつながります。 ちなみにカロリーと言えば、キムチは野菜を発酵させたものなので、100g中46kcalというヘルシーさが自慢。たくさん食べても体脂肪の量 に影響することはありません。 素材の持ち味はそのまま生きているキムチ。だから野菜に含まれる食物繊維もそのまま。腸内環境を整え、便秘を改善してくれる繊維質を豊富に摂ることで、それが原因で起こっていたお肌のトラブルも解消。さらにコラーゲンの生成して美肌に役立つビタミンC、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAなどのはたらきにより、美しいお肌を手に入れることができるのです！

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