浴室 |
石鹸の泡やカスがカビの栄養分になるので、カビが嫌う熱いお湯で床や壁をきれいに流しておきましょう。また出る際には水滴を拭き取り、窓を開けるか換気扇を回して湿気を逃しておくことも重要です。浴槽のお湯はすぐに排水し、扉は開放しないように。 |
台所 |
食べ物のカスだけではなく、洗剤の泡や汁物の飛沫などもカビの標的となります。洗い物が終わったあとは、流しをスポンジなどでしっかりとこすり、最後は洗剤をお湯で洗い流しましょう。また台所の水蒸気が他の居室へ流れるのを防ぐため、換気扇は常に回しておきましょう。 |
洗濯物 |
雨の日に室内で洗濯物を干すことは厳禁。それだけで室内の湿度を10%も上げてしまうという説もあります。どうしても干したい場合は浴室に洗濯物をつるし、換気扇を回すと効率よく乾かせます。 |
エアコン |
内部に水滴やホコリがたまりやすいエアコンは、カビの温床になる危険性が大。エアコンの風に乗って胞子が部屋じゅうに散らばり、被害を悪化させる恐れも。使用する前には窓を開けながら送風モードで運転させ、胞子を外へ飛ばしてから使用しましょう。電源を切る前にも送風モードで内部を乾かすことも大事。また月に1度はフィルターの掃除を忘れずに。 |
押入 |
布団は一晩で牛乳瓶1本分(約200ml)の汗を吸っていると言われます。収納するときはすぐに畳んでしまわずに、一度イスなどに立てかけて湿気を逃がしてから片づけるようにしましょう。また、押入の床と壁にすのこを置くと、空気の通
り道が生まれて風通しがよくなります。 |