甘いものの一日の摂取量は女性で300g前後とされています。意外と多いと思われるかもしれませんが、この数値には食事の際のご飯やパンなどの糖質も含まれているので、3食+甘いものとなれば取りすぎに注意が必要です。
最近よく耳にする「インシュリン」。低インシュリンダイエットというダイエット法も注目を浴びていますが、インシュリンとはいったい何なんでしょうか。
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私たちの体は、食事をすると、その消化吸収の過程で糖が作られ、それが血液中に入って血糖になり、血糖値が上昇します。食後体内の血糖値が上がると分泌されるのです。このときインシュリンがすい臓から分泌され、血糖をエネルギーとして肝臓や筋肉・血液などに蓄えながら、血糖値を下げる働きをします。ところが、肝臓や筋肉に取り込まれる糖の量
には限界があるため、血液中の糖の量が多すぎると、筋肉や肝臓に取り込めない分の糖は、インシュリンによって脂肪細胞に運ばれてしまうことになるのです。その結果
太ってしまうのです。つまり、血糖値が急激に上昇するような食事のとり方をすると、インシュリンがどんどん分泌され、このインシュリンの働きによって体脂肪が増え、太ると言うわけです。
インシュリンが多く分泌されるほど、甘いものが体に吸収されてしまうのです。 |
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「お腹が減ってきたから、甘いおやつを食べよう」というのは大きな間違い。1日に食べる総量
がおなじなら、食事の回数を分けた方が太りにくい。食事の回数が少なく、食事の間があくと体は、「いつ食べれるかわからない」と防衛本能をもち、胃や腸の消化吸収が高まり、脂肪として蓄積しようとはたらくのです。 |
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